追悼 鵜飼敏行 様

 今回のブログはポッカ関係者のみに伝わる内容です。ご了承ください。

 2週間前に本田寛昭くんの追悼文を書いたばかりなのに、まさかまたも追悼文を書くことになるとは思ってもみませんでした。堀場が、というよりもポッカの社員全員が、そして特に関東地区で勤務したことのある社員の誰もが大変にお世話になりました、鵜飼敏行様が85歳で亡くなられました・・・。

 堀場は1983(昭和58)年4月に(株)ポッカコーポレーションに入社しました。1週間の名古屋本社での座学研修を終えた後、東京支店で営業現場研修が2週間ほどありました。その時の東京支社長兼支店長が谷田哲男さん、東京支店次長が鵜飼さんでした。当時42歳だったのですが、それ以上の風格と貫禄がありました。しかし偉ぶることもなく、いつも温厚な紳士という表現がピッタリの方でした。

 5月から堀場は立川営業所に本配属になりましたので日頃はお会いすることはありませんでしたが、時々会議などで東京支店に行くと、「おっ、堀場君、立川営業所で頑張ってますか?」とよく気軽に声を掛けていただきました。

 そして1987(昭和62)年からは堀場も東京支店に転勤になり、鵜飼支店長と話す機会も増えました。また東京支店の全体会議は総勢50人以上で行われましたが、その時の鵜飼支店長の冒頭の訓話は澱みない口調で、とても有益な内容であったことが思い出されます。

 1989(平成1)年4月から堀場は名古屋本社の食品部勤務となりました。するとその半年後の同年10月からは鵜飼さんが何と、取締役食品部長兼量販部長として着任され、またまた堀場の上司になっていただいたわけです。印象に残っている出来事が2つあります。

 1つ目は、1990(平成2)年のある日の食品部と量販部の合同飲み会の時のことです。鵜飼さんとお酒を飲みに行く機会はあまり多くなかったのですが、この時の鵜飼さんは何故かテンションが高く、堀場に「堀ちゃん(もしくは勉(ベン)ちゃん)、さっ飲んで飲んで。堀ちゃんが沢山飲んで盛り上げないと」と満面の笑顔でお酒を勧められました。2つ目は同年10月13日の堀場の結婚式に参列していただき、主賓としてお言葉をいただいたことです。⤵

 この時は「明るい人柄」「お客さんに大変に可愛がられる営業マン」など身に余る様なお褒めのお言葉をいただきました。なかでも「仕事に対して非常に責任感が強い、という印象がある」というお言葉が最も嬉しく、後々の(今でも)自信に繋がっています。そして本日の記念に、ということで「今日よりは幸の王者と成り行かん。熱き想いで道を開きつ」というオリジナルの一句もいただきました。本当にありがとうございました。

 ポッカを辞めてからは年賀状のやり取りが続いたくらいでしたが、2013年にポッカOB会を東京でも開催するようになってからはまたまたご縁が復活。毎年の様に元気にご参加をいただき、スピーチも快諾していただきました。また2020年8月4日からはLINEも繋がり、都度都度にお褒めの言葉や激励の言葉、有益な内容の読み物や動画などを送信していただきました。ただ、昨年の6月くらいからは「自分の健康状態に不安を感じている」という内容のLINEが増えていると感じていました。そして12月には「癌の発見」と「摘出手術をする」ということを教えていただきました。しかし12月11日には退院され、この様な元気な画像も送っていただきました。⤵

 その後しばらくしてからこの世の中の状況を憂う様な長文のLINEも何度もいただきました。真面目で正義感の強い鵜飼さんらしい、精一杯の病気への、世の中への最後の主張だったのだと思います。

 気丈に頑張られた鵜飼さんでしたが、5月15日には最期を覚悟されたような少し弱気な内容のLINEが届きました。しかし翌日直ぐにこんな前向きなLINEを送って来られました。「最後の戦いに挑む」という鵜飼さんらしい決意の表れでした。結果的にはこれが堀場との最後のやり取りになりました。⤵

 このLINEを読んだ時に「堀場が鵜飼さんに対して出来ることは何だろうか?」と考えました。そしてちょうどこの1週間後の5月23日(土)。ポッカサッポロOB会(東京)が行われることを思い出しました。山内さん、兼子さん、久保(旧姓 稲川)さんのOB会幹部の方とも相談し、当日の2次会参加者に鵜飼さんへの「感謝の寄せ書き色紙」を書いてもらうことにしました。更に6月20日(土)の同会(名古屋)でも同様のことを行いました。2会場分の色紙が揃ったところで、鵜飼さんのご自宅に郵送いたしました。何とかご存命中に届いたようで、「主人は大変に喜んで読んでいました。皆様ありがとうございました」という奥様からのお礼のお言葉をいただけたのが、せめてもの救いでした。

鵜飼さん、こちらこそ長い間本当にありがとうございました。お世話になりました。改めましてご冥福をお祈りいたします。

※下にあります様に、鵜飼さんのご長男の正行様から皆様へ,大変にご丁寧なお礼のメッセージをいただきました。同時に寄せ書きの画像や鵜飼さんの若かりし頃のお写真なども送っていただきましたので、ここに公開します。