驚愕の記憶 スペシャルバージョン      「1 出生の秘密」

 まいどまいどです。前回お伝えしました様に、これから3回に分けて驚愕の記憶 スペシャルバージョンを書きます。先ず最初は「出生の秘密」です。まるで2時間ドラマのタイトルみたいですね(笑)。

 私、今61歳です。全く自分でも信じられませんし自覚がありません(笑)。他の人からも「とても還暦には見えない」とよ~く言われます。外見だけではなく、動きも同世代の人間と比較すればかなり機敏だと思いますし、実際に「堀場さん、よくちょこまかと動きますねぇ」とも言われます。自分の干支であるネズミ年の典型でしょうか(笑)。ま、「元気」だということですが、何故こんなに元気なのか?と自分で考えた結果、それは「出生に秘密がある」からだと結論付けました。

★生まれたて(?)の堀場勉です👇

 ここから書く内容は今まで殆ど誰にも話したことがありませんが、母親の記憶に基づく事実です。1960(昭和35)年12月15日にこの世に生を授かった私ですが、直ぐに風邪をひいてしまったようです。更にその対処方法が良くなかったみたいで、長い間かなりの高熱に襲われたらしいです。実家のすぐ隣に信頼出来る町医者(K先生)がいたのですが、ついにはその先生も「GIVE UP」するような状況で、もう本当に覚悟をしなければいけないところまで追い込まれたらしいです。その時、母親には最後に一つだけ診てもらいたい医者がいたそうですが、女医さんでした。もう60年も前の時代ですから、男尊女卑バリバリの(?)祖父は「K先生でも治らないと言ったのに、そんなどこの誰だかわからない女医に治せるわけがない!」と猛反対したそうです。とはいえ、放置しておけばただ指をくわえて死を待つばかりになってしまう。母親は祖父と大激論の末、勝手にタクシーを呼んで私をその女医さんのところに連れて行ったそうです。結果、何とか間に合って一命をとりとめた今の私がある、ということです。

 で、4歳の時には既に野球のバットを持って遊んでいました(笑)👇

 つまり私の病の元は全て、その風邪の時に出てしまったんですね、きっと。一度、死んだ身ですから今の私の人生はおまけのようなもんです(笑)。なので、もう病気にもならないし、物事を悪く考えたら罰が当たるんですよ。勿論、女医さんを初め助けていただいた人々には感謝、感謝です。

 実際、生まれてから今日まで入院したことは1度だけ(高校1年生の冬に急性虫垂炎、いわゆる盲腸になった)。骨折とかの経験もありません。勿論、時々は疲れて腰が痛くなったりはしますが、いわゆる持病というか基礎疾患もありません。油断はしてはいけませんが、こんな出生時の秘密があったので元気にやれている、というお話でした。