ドラネタです。
立浪ドラゴンズの成績は7月16日(日)終了時で、34勝47敗2分 借金13 勝率.420 5位ヤクルトに0.5ゲーム差で最下位。と書くと悲観的になりますが、決して明るい材料が無いわけではありません。月別の成績を見てください。【3・4月】8勝15敗 借金7(内DeNAベイスターズに0勝5敗で借金5) 【5月】10勝15敗 借金5 【6月】10勝12敗1分 借金2 【7月】6勝5敗1分 貯金1 (但し15日終了時)
毎月少しずつですが借金の数が減り、何と今月は今のところ貯金1。上向いている原因は何より得点力がアップしてきたことですね。全く使えないアキーノに見切りをつけて、細川や石川を四番に据えてから少しずつ得点力がアップしてきました。特に細川がいなかったらと思うとゾッとします(笑)。
7月は12試合で49得点なので、1試合平均4点取っていることになります。3カード連続の勝ち越しも決めています。それに昨日の伊藤将(阪神)のみならず、久里(広島)やサイスニード(ヤクルト)など長きにわたりドラゴンズを苦しめた投手も攻略しつつあります。オールスターゲームを挟み、何とか7月単月では5割を上回ってほしいですね。そしてその勢いで、8月、9月、10月も毎月1つでも良いから貯金をし続けて欲しいですね。そしたら選手が全員若いだけに、スゴイ自信に繋がると思います。
以前、ドラゴンズ背番号物語で水原監督(1969(昭和44)年 ~ 1971(昭和46)年)を取り上げたことがあります。名将と言われ、三顧の礼を以って迎えられた水原監督も、流石に前年が最下位で更に黒い霧事件でゴッソリと主力投手が抜けてしまったドラゴンズを立て直すのは容易ではありませんでした。1年目は59勝65敗6分 勝率.476 で4位。2年目は55勝70敗5分 勝率.440 で5位。しかしこの2年間で星野仙一や松本幸行や渋谷幸春や稲葉光雄などの個性的な投手。野手では島谷金二や谷沢健一、大島康徳などを辛抱強く起用した成果が実り、契約最終年の3年目には65勝60敗5分 勝率.520 で何と3位に浮上。宿敵巨人にも勝ち越しました。その後、与那嶺監督が後を引き継ぎ1972(昭和47)、1973(昭和48)年もAクラスに入り、遂に1974(昭和49)年に巨人のV10を阻止して優勝しました。
今のドラゴンズを見ていると、何となくこの水原監督の時代に似ているような気がするのです(希望的観測もありますが(笑))。正直、来年も未だ結果(優勝)は出ない可能性は高いけど、今起用されている選手が確実に地道に力をつけていけば、再来年あたりはかなり強くなると思います(必須条件として細川か石川か鵜飼あたりが実力を兼ね備えた真の四番打者になること)。
その意味でも先ずは「単月で勝ち越す」という小さな目標を成し遂げることが必須。それが将来の大きな目標達成に繋がるのだから。
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連敗スタートですね。トホホです。
残りを40勝17敗(2勝1敗ペースで時々スイープ)で
ひょっとしたらAクラスと夢を見ましょう。
今年のメンバーで1年間まともに出場経験があるのは
大島、ビシエド、岡林だけですからね、
石川と細川が今年25本位ホームランが打てれば
来年への自信となるでしょうから、
来年は夢を見ましょう。
後半3連敗(通算4連敗)スタートかぁ・・・。なかなかうまくいきませんねぇ・・・。