気をつけなはれや!(チャンカワイ風に)

 まいどまいどです。

 日頃、詐欺にあう高齢者の話を聞くと「何でそんな簡単に騙されるのかねぇ?」なんて偉そうに言っていた私ですが、10月15日(日)の朝、危うく私も詐欺に騙されるところでした。その時の様子を書きます。

 朝、パソコンで作業をしていると、きっと何かの広告をクリックしてしまった結果だと思われますが、急にアラーム画面(全画面)と共に

「あなたのパソコンがウイルスに感染しました。今すぐに下のコールセンターに電話して、ウイルスを除去してもらってください。この画面を強制終了などしますと、全てのデータが破壊され修復不可能になる可能性があります。強制終了は絶対にしないでください」

という女性の煽る様な口調・声と共にピー・ピーという警告音が鳴り止みません。

 今までも「あなたのパソコンがウイルスに感染しました」みたいな表示が出たことはありましたが、それを消して作業を続けても何ら問題は起きませんでした。しかし今回は表示だけでなく、テープとはいえ音声が発せられ、警告音が出たことでうかつにも信じてしまい、偽りのコールセンターに電話してしまったんです。

 その時、受話器の向こう側が結構ざわついていたので、「えっ?怪しいかな?」とも思ったのですが、電話に出た男がもっともらしく「あなたのパソコンはトロイの木馬というウイルス(?)に感染してしまいました。でも大丈夫。私はアメリカ出身のマイクロソフト日本支社の疑いのないサービスマンです。その証拠をお見せするためにこちらから遠隔操作が出来るように指示をしますので、私が言う通りにパソコンを操作してください」と、ややたどたどしい日本語で言ってきました。アホな私は言われた通りに操作をしました。

 するとしばらくして遠隔操作が始まり、画面にもっともらしくマイクロソフト日本支社の住所や電話番号、更にそのサービスマンの(?)顔写真(タレントのデーブスペクターに似た顔でした)やID番号入りの社員証みたいな画像も映し出されました。

 これで私はこの電話が詐欺だなんて全く疑うことなく、完全に相手の思うツボ(笑)。いろいろな説明をしながらの操作が続き10分くらい経ったところで、そのデーブスペクターが

「ここからこのウイルスを完全に除去するためには別途費用が必要です。費用は¥50,000かかります。クレジットカード払いか現金のどちらかを選んでください。ただクレジットカードもトロイの木馬に感染しているので(←絶対におかしい超適当な理由(笑))現金でお願いします」

 と言ってきました。さすがに現金を要求されると、私もおかしいと思い始めました。途中から横で聞いていた妻が「絶対に怪しい。中国人の詐欺だよ。電話切っちゃいなよ!」とメモに書いて渡してくれました。

 「今、そんなこと直ぐに決められませんので、もう切ります」と私が言うと、相手は狼狽して「そんなことをしたら困るのはあなたですよ」と言っていましたが(もう少しで釣り上げられそうなところで獲物を逃がすわけですからね)、勿論、ガチャッ!と電話を切りました。結局、パソコンのデスクトップから全てのアプリが消えてしまい、メールアドレスの設定も消失しました。もう大ショック。先週の日曜日にブログを更新出来なかった理由はこれでした。

 少しして何とか気を取り直し、契約しているパソコンサポート会社のコールセンターに電話しました。コールセンターの女性曰く「こちらからの遠隔操作では修復に限界がありますので、後日スタッフを派遣します」とのこと。何とか17日(火)の夕方に来ていただき修理完了し、騙される前の状態に復元されました。お陰様で今があるわけです。

 このブログの読者の皆さんは私と違って聡明な方ばかりなので、こんなPCサポート詐欺にあうことはないでしょうけれど、念のために政府広報が配信している動画を張り付けておきました。PCサポート詐欺に逢わないようにしてくださいね。ホント、気をつけなはれや!

https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg27221.html