私は今現在、年間に約250人に誕生日メッセージをLINEやメールで送っています。あ、送っていない人はゴメンナサイ(別に謝ることでもないか(笑))。最も早い人だと1987(昭和62)年からなので、もう30年以上送り続けていることになります。これはちょっと自慢です。これを始めたキッカケや効用。そしてバースデーの聞き出し方などを12回に分けて書きます。このバースデーメッセージを送る輪が広がってほしい、という想いを込めて。
そもそも本当の誕生日って、生涯に一度だけで過去のもの。でも人生のスタートの日でもあるので、皆が毎年、その日にちを節目節目に考えるんでしょうね。その誕生日ですが、昔は家族がお祝いしてくれましたし、幼稚園や小学校3年生くらいまでは「お誕生日会」みたいなものもあって、皆がお祝いしてくれました。プレゼントをもらえて嬉しかったことや皆の前でお祝いされるので照れ臭いけど誇らしかった記憶もあります。でも今は「個人情報保護法」もあるので、なかなか誕生日も公表しないんですかね?そしていつしかお祝いしてくれる人が減って、当人さえ自分の誕生日を忘れている、なんてこともありますよね(笑)。私の場合、流石に自分の誕生日を忘れたことはありませんが、他人の誕生日を意識したこともありませんでした。ある雑誌の記事を読むまでは。
それは1987(昭和62)年の夏に発売された<昇竜大躍進>というタイトルの「Number」というスポーツ雑誌です。そこには、この年から中日ドラゴンズの監督になった星野監督のことが特集されていました。星野監督はご存知の様に「闘将」「熱血監督」「鉄拳制裁」などと表現される本当に厳しくて怖い怖い監督でした。しかしその反面、選手や選手の奥様やご家族。更には打撃投手や用具係など全ての裏方さんとその奥様やご家族にまで、どこでどうやって調べたのかはわかりませんが、キチンと当日に到着する様にバースデー葉書を直筆で送っていました。
「今、〇〇君(選手の名前)には相当に厳しい練習を課していますが、〇〇君にはこれを乗り切ってレギュラーになってほしい、と思っているんです」とか「〇〇君は今、毎日グランドで勝負していますので、家は奥様がしっかり守ってくださいね」という様な文面で、花束やネクタイなどのプレゼントも添えていたらしいです。そんな優しさも持ち合わせた監督でした。
これは効果絶大で、選手が星野監督の厳しい指導について弱音でも吐こうものなら、奥様(選手が独身の場合はご両親)が「こんなにあなた(選手)のことを思って期待してくれて、私(奥様やご両親)にまで気配りをしてくれる監督さんなんて絶対にいないんだから、弱音なんか言ってはダメ!」と言ってしまうくらいに奥様達を味方につけてしまった、という内容でした。
この記事を読んで直ぐに私は「誕生日にメッセージを送るだけで、人間ってこんなに心を動かされるものなんだ」「これなら私にも出来る。やってみよう」と即決しました。これが私が他人の誕生日にメッセージを送るキッカケでした。
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