約18年ぶりに買った「月刊ドラゴンズ」の思い出

 まいどまいどです。今日から5月。もう1年の3分の1が終わったんですね。速いですねぇ。プロ野球はほぼ1か月が終わりました。我がドラゴンズは3・4月を13勝13敗の5割で終えて、5月スタートの今日は4-0で広島を撃破して貯金1。この時期に貯金があるなんて何年ぶりかなぁ(笑)。

 そして今日までの日曜日の試合は全て勝利(5勝)!日曜日に勝ってくれると、翌日の月曜日一日中というかその週の初めから気分良くハイテンションになれるので、良いですねぇ(笑)。立浪監督率いる新生ドラゴンズ、本当によくやっていると思います。この東海地方以外に住んでいる方にはなかなか伝わらないと思いますが、この地方では開幕前から立浪監督を盛り上げるムードが高まっていました。例えば普段はライバル局であるCBCテレビと東海テレビが共同で「立浪竜応援プロジェクト」を企画したりしました。今まででは考えられなかったことですね。正確な金額は忘れましたが、立浪竜になったことによる経済効果も高いと言われています。

 私も経済効果に貢献している一人ですよ。先ず、勝った翌日は必ず中日スポーツを買っています。更にヨミウリに勝った翌日は報知スポーツもいやいや買ってやります(笑)。ヨミウリの敗戦の言い訳記事を読んで高笑いするためです。そして特筆すべきは先日、何と18年ぶりに「月刊ドラゴンズ」(以後、月ドラ)というドラゴンズファンのためだけにある雑誌を買ったことです(笑)。👇

 この月ドラ。1983(昭和58)年5月号が創刊でした。表紙は当時リリーフエースで甘いマスクの牛島和彦でしたねぇ。この年は私が大学を出て(株)ポッカコーポレーションに入社した年です。入社してすぐに東京の立川営業所への辞令が出ましたので、月ドラは立川市内で探さなければなりませんでした。当時月ドラは立川駅の駅ビル内にあった本屋に僅か2冊しか置いてなかったので、購入には苦労しました。自分が買った後に残ったあと1冊を目立つ様に、月刊ジャイアンツや月刊タイガースの前に置いておくのも私に課せられた使命でした(笑)。そして創刊号以来、2003(平成15)年10月号まで20年間(約250冊)ずーっと欠かさず買っていましたし、捨てずに取っておきました。妻には冗談で「もしもお金に困っても、この月ドラを売ればマニアックなドラファンが買うだろうから大丈夫」と言い続けてきました。勿論、売る気など微塵もありませんでしたが。ただ、捨てずに取っておくといっても流石にずっとは置いておけないので、タイミングをみては20冊くらいずつを段ボールにまとめて岐阜県羽島市の実家に送り、自分の部屋に置いておきました。はずでした・・・。 

 2003年の11月、実家に立ち寄ることがあり「ちょっと昔の月ドラでも読もうかな」と部屋の中を探したのですが、段ボールが見当たりません。母に「部屋にいくつかあった段ボールはどこにあるの?」と尋ねたところ、「段ボール?あんなもん全て捨てたがね」と耳を疑う様な、信じられない、信じたくない言葉が母から返って来ました。「え~っ!」メチャ驚きました。もう一度尋ねましたが、同じ答え。一気に緊張の糸が切れました・・・。勿論、「大事な雑誌なので捨てないでね」と言っておかなかった、或いは段ボールに書いておかなかった自分が悪いので、母に文句も言えません。

 ちょうど監督が落合氏に代わりドラゴンズ愛が少し醒めたタイミングとも重なり、それ以降はずっと月ドラを買っていませんでした。しかし新生立浪竜の奮闘ぶりを応援していたら、以前の様な熱いドラゴンズ愛が蘇ってきた、というお話でした。