驚愕の記憶 VOL14(最終回)             「メリタ退職で替え歌披露(笑)」

 まいどまいどです。驚愕の記憶の14回目です。

 2020年12月、私はサラリーマンとして最後の勤務先でありましたメリタジャパン(株)を定年退職いたしました。雇用延長は希望しませんでしたので、本当にメリタの人々とお別れすることになりました。備品の返却や退職の手続きや挨拶で本社(東京 亀戸)に行って、ひっそりと辞めて行こうと思ったのですが、時はまさにコロナ禍。社長から「コロナ禍になって初の定年退職者なのだから、盛大に堀場さんを送り出そう」というありがたいお話があったみたいで、「全国のメリタ社員にリモートで退職挨拶をしてもらいます」と総務部から伝えられました。退職日の1週間くらい前のことでした。

 最初は正直「そんな大袈裟にしなくても・・・」とイマイチ気乗りしませんでしたが、途中から「せっかくそんなに晴れがましい演出をしていただけるなら、自分らしく【笑い】を取って辞めていこう」といきなり方向転換いたしました(笑)。それでは何をやるか?となれば答えは1つです。以前、このコーナーでも書きましたが、ポッカ時代に得意先の忘年会で大ウケした様な「替え歌を作り披露して(歌って)、強烈なインパクトを残して辞めて行こう」と思ったのです(笑)。そして出来た替え歌がこれ👇

 上は「フィルターに1つだけの穴」という替え歌。元歌はSMAPの「世界に1つだけの花」です。メリタのフィルターは昔から1つ穴。1つ穴なので、コーヒー初心者でも美味しいコーヒーが簡単に抽出出来るのです。それを歌詞にしてみました。

 下は「世界に1つだけのACS」という替え歌。これも元歌は同じです。ACSとはオートマチック・コーヒークオリティー・システムの略。つまり自動で、抽出するコーヒーの味(質)を調整出来るシステムのことで、それを搭載したメリタの業務用のコーヒーマシンのすばらしさを称える歌詞です。メリタの業務用コーヒーマシンは、某大手ハンバーガーチェーンや某有名コンビニエンスストアチェーン等で採用になっている優れものです。

 当日、時間の関係で披露したのは上の1曲だけでしたが、お陰様で大ウケしました(笑)。ま、歌そのものもそうですが、定年退職の挨拶の時に替え歌作って、それを歌って辞めていくなんて人はおらんでしょうね。サラリーマン生活の有終の美を飾ることが出来ました(笑)。とても楽しい、良い思い出でした。

 驚愕の記憶は「一応」今回が最終回です。長らくのご愛読ありがとうございました。次回からは驚愕の記憶スペシャルバージョンとして「出生」「出会い」「結婚式」をお伝えします。